『乱藤四郎は勝利する』短編集

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活撃 刀剣乱舞 総評

ツイッター投稿用に140字段落で書いたので、読みにくいです。 あと内容も厳しめです。 まずは何度も語ったように、「かれらは日本刀の化身である」という説明の描写はぜったいに必要だった。顕現シーンだか変身シーンだか、そんなのだ。アニメーションの…

舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(初演)感想

www.dmm.com まずパッと見て思ったのは、舞台が上下に分かれてるのは良いなということです。これによって場面転換に暗転を置く必要が減ります。暗転は客にとって気持ちの切り替え時間になりますが、同時に、現実に引き戻されてしまう時間にもなるので、なる…

同人誌『蛭子神の夢』第2版をCQ-WEBにて販売予定です。 年齢認証 | CQ-WEB ・大包三日です。・大包平と三日月宗近が、山中サバイバルに追い込まれます。・年齢制限はありませんが、きっちりとBLです。webに公開済みの表題作に加え、書下ろし二本が含…

映画「BLAME!」感想

遠い昔、機械が暴走したそうです。機械は建物を作り、また建物を作り、ひたすら建物を作り、とにかくどんどん建物をこしらえていき、建物は上に伸び下に伸び、横に広がり、地球を覆いつくし、宇宙を覆いつくし、太陽系を覆いつくし、もはや地表と呼ばれる場…

映画「美女と野獣」感想

昔、イケメンの王子が、調子こいて税金上げて、パーティー開いてブイブイ言わせてました。王子のゴーマンっぷりはひどくて、雨宿りにきた哀れな老婆をあざ笑い、追い返すほどの勢いです。ですがその老婆というのは、様子見に来た魔女だったわけです。当然、…

映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」感想

人間の脳みそを機械の体にぶっこんだ女性が主人公です。その体は美人な白人女性で、めちゃくちゃ強いのです。生ける兵器と化した彼女は、しかしアイデンティティに悩みを抱えています。自分は人間なのか、機械なのか、自分はいったい何者なのか。 彼女はアメ…

映画「モアナと伝説の海」感想

ストーリーは王道です。 昔ヒーローがいらんことをしたらしいのです。 緑の島の女神から、心をあらわす石を盗み出しました。 おかげで世界には闇が発生し、このままだと少しづつ絶滅していきます。 しかし1000年後、モアナという8歳の少女が、女ヒーロ…

映画「沈黙 サイレンス」感想

宗教的なことというのは、たとえ映画の感想であっても、書くのを躊躇する気持ちがあります。うっかり失礼なことを言いそうだからです。宗教に対する面倒くさいイメージも有ります。そしてこういう、「無言を強いる何か」に対しての対抗手段が描かれた話なの…

映画「この世界の片隅に」感想

広島のとある田舎に生まれた少女が、呉に嫁ぎ、そこで生きていく話です。たったそれだけの話でした。戦前・戦中生活マメ知識、みたいなものがたくさん出て来て楽しいです。で、そこに油断していると、やられますw 人類の世界において、偉人でも英雄でも何で…

「花丸」第十二話 感想と総評

最終話。新撰組の戦闘に巻き込まれた大和守が、沖田くんを守りたいという感情のままに、歴史に手を出しかけます。が、当の沖田くん本人に、それを否定されるのでした。 この展開にするんだったら、もっと大和守の成長物語として成立させても良かったんじゃな…

「花丸」第十一話 感想

オール、新撰組刀と池田屋の話でしたね。 いろんな関係性が、やや急ぎ足で描写されます。長曽祢と陸奥守は仲が悪いんだぜとか、蜂須賀は長曽祢にツンしてるけど実はデレなんだぜとか。同時に大和守の、沖田総司への思いの危うさが表現される。で、いよいよ池…

「花丸」第十話 感想

前半は、ダル系キャラの明石国行の魅力を語る話。明石のあまりのダルダルさに、気を揉む弟二人。そんな中、本丸内に、沢山のイタズラのような事件が発生。弟に気を使って本丸内の作業をこころみ、失敗した明石の仕業か……? というストーリー。 あ、いいな、…

「花丸」第九話 感想

色々考えた結果、今回は二通りの視点を持って鑑賞しました。 1、ふだん通りの自分でもよくわからない私の視点2、私は男で、アニメの男士は女性キャラや子供キャラだと思い込み、愛でる視点 そして鑑賞開始。まずは前半。ぼくのかんがえた、ちょうとうけん…

「花丸」第八話 感想

前半。槍の三本がそろいます。 みな仲良しな本丸ですが、日本号と五虎退の仲に、歴史が理由で、ほんのちょいとわだかまりがある。で、それを解消するべく、五虎退の好きな絵本に出てくる「青い鳥」を捕まえようとする話。 ……なんかこんなネタを拙作で書いて…

「花丸」第七話 感想

粟田口が、いち兄を求め、やがて得る話でした。特に薬研が話の中心になってます。 短刀なのに短刀に見えない薬研について、「ゲームみたいに薬研の大人びたところと、逆にゲームには無い薬研の短刀らしいところと、その両方を見てみたい」ってな欲を満たして…

「花丸」第六話 感想

注意! 今回、厳しい評価です。6話が好きな方は読まないほうが良いです。ご注意を。 苦痛でした……。私は「ミュージカルを見ると恥ずかしくなる病」を発症しているため、非常に苦痛でした。それでもふだん、恥ずかしさを吹き飛ばされて、ミュージカルに感動…

「花丸」第五話 感想

ホストクラブごっこの前半と、三日月な後半でした。 前半はなぁ。うーん……。私が男士に接待してもらうなら、服装は出陣着のほうがいいな。なので男士たちのスーツ姿の似合わなさを笑えばいいのかと思えば、べつに似合ってなくもない。じゃあ似合ってるところ…

「花丸」第四話 感想

かつて司馬遼太郎の洗脳を受けた私としては、これの前半を評価せずにはおられないわけですよ。 兼さんと国広の関係性は、物語世界の新撰組における、歳さんと沖田の関係性に思えます。史実の沖田は資料が少なく、どんな人物だったかはよくわかっていません。…

「君の名は。」感想

非常に複雑な要素を大量に含んだ映画だと思いました。それを男女の恋愛という、一本のラインでしっかりとまとめてある。とても素晴らしかったです。 人間は人との結びつきを、次のように深めていきます。 1、目で相手を見て、顔や姿を知る2、一緒の時間を…

「花丸」第三話 感想

昔話モチーフ回ですね。こういうネタ大好きです。 前半は平野藤四郎のわらしべ長者。品々の交換とともに、各キャラのらしさが表されます。キャラ紹介という意味では、第一回と似ていますが、今回は極端化はされていません。いかにも有り得る、キャラらしい表…

「言の葉の庭」 感想

映像作品は、新しい技術を観客に見せたいとか、もの凄い映像を観客に見せたいとか、そういう意図でもって作られることがあります。この場合、ストーリーはシンプルなほうが良いのです。ハリウッド映画はそのへんが上手で、新技術を使ったもの凄い映像は、か…

「花丸」第二話 感想

本能寺に織田刀が行きます。長谷部、宗三、薬研が、それぞれの思いをなんとなく語り合います。でもまあ、歴史ってそういうもんだよね、的な、優しい諦観でもって話は終わります。 2回目ですから、特に大げさな表現もなく、また見るほうもキャラへの違和感に…

「花丸」第一話 感想

第一話であると同時に、キャラクターの紹介回ですね。 あの数多いキャラクターを、短いセリフでズバっと紹介していってます。こいつはこういうヤツな! ってかんじで。 極端化されてます。蜂須賀はナルシスト! とか、石切丸はボケてる! とか。そんなかんじ…

「本日より本丸を独領とする」 三版出しました

10月15日よりCQーWEB様にて販売開始です。 年齢認証 | CQ-WEB

『火花』又吉直樹・感想

https://www.amazon.co.jp/%E7%81%AB%E8%8A%B1-%E5%8F%88%E5%90%89-%E7%9B%B4%E6%A8%B9/dp/4163902309 純文学には偏見が有ります。暗くてつまらないもの、という思い込みです。そして芥川賞作品には特に、この、暗くてつまらないものプラス、エロくて汚らし…

再販開始

「本日より本丸を独領とする」再販分の予約開始です。 https://www.c-queen.net/%E3%80%8C%E6%9C%AC%E6%97%A5%E3%82%88%E3%82%8A%E6%9C%AC%E4%B8%B8%E3%82%92%E7%8B%AC%E9%A0%98%E3%81%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8D/i/2542200001/k/%E5%88%80%E5%89%A3%E4%…

ミツヨマラソン失敗記念

www.pixiv.net エロもたまには書かないと、書き方を忘れてしまうので。 演練のコメント欄でほかの審神者さんが、 「鍛刀で来なければ刀剣乱舞やめる」 と書いてあるのを見かけました。相当腹が立ったんでしょうねえ。気持ちは分かる。 でも、そんなときこそ…

本丸独領

www.pixiv.net 多くの方に読んで頂けて、幸せな小説でした。 キャラ数が多かったので、文字数もどんどん増えていってしまいました。量をこなすのはたしかに大変でした。が、思いついた話を文章に直すこと、そのものは楽でした。これはプロットもろくに書いて…

ブログ始めました

twiterの短文連打よりも、ブログの長文投稿のほうが、やりやすいこともあるかなあと思いまして。短くまとめる才能もありませんしねぇ。 SSやらボツ構想でも投下していく予定です。